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歯の溶けやすい季節到来!?

おはこんばんにちは、院長の米山です。

関東では梅雨開けは8月以降になるとの予報もありますが、時折真夏を感じさせる日差しが診療所に差し込んでくることも増えてきましたね。

梅雨があければまさに夏本番といったところでしょう。そこで欠かせないのが水分補給です。水分補給をする際に少しだけでも歯のことに気遣ってもらえたら歯科医として嬉しく思います。

歯が溶けてしまう原因は主につあります

①むし歯菌が出す酸によるもの。(むし歯

②酸性の飲食物を摂取することによるもの。(酸蝕症

糖質(炭水化物)を含む飲食物を食べた後にむし歯菌がそれを取り込み、酸を作ります。その酸によって歯が溶けてしまうのがむし歯の状態です。

それに対して飲食物そのものが酸性のため、お口の中が酸性状態になり歯が溶けてしまうのが酸蝕症となります。

原因こそ違いますが共通していることはお口の中が酸性に傾いた時に歯が溶けてしまうということです。

さて皆様が日頃よく飲む飲み物は何でしょうか?

スポーツドリンク、栄養ドリンク、ジュースは多量の糖質が含まれております。それに加えて飲み物自体も酸性です。つまり短い時間で頻回に摂取すると歯が溶けてしまうリスクが上がってしまいます。

最近では糖質0を宣伝している清涼飲料水もよく目にしますが、強酸性の飲み物のため、酸蝕症によってやはり歯が溶けるリスクが高まってしまいます。

とは言え熱中症予防においては水分、糖分、塩分の補給は必須となるため、水分補給の回数を減らすことは危険です。そこで少しでも歯にやさしい水分補給方法をご紹介します。

①水の入ったペットボトルを用意しておき清涼飲料水を飲んだ後は水を口に含んでお口の中全体に行き渡らせてそのまま飲み込む。

②キシリトールガムやタブレットを用意しておき水分補給後に咬む。その際にたくさん唾液がでるようにしっかり咬みます。(唾液にはお口の中を中性に戻す作用があるためです)

いかがでしょうか?一手間工夫することでむし歯予防につながりますよ。

しっかり歯磨きしてるはずなのに何でむし歯になるんだろうと感じたことはありませんか?もしかしたら普段の食生活に原因があるのかもしれませんね。

これからの季節は特に糖分、塩分の恋しくなります。

ちょっとだけでも歯のことを気にかけてもらえたらと思います。

投稿:2020年7月21日

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